オーロラふう

妄想のゴミ箱。@Aurora_fuw

『仮面ライダーセイバー』39話まで。

ようやくすべての剣士の心が明らかになった39話。

非常におもしろい仮面ライダーセイバー。

絶対ハッピーエンドしか許さない飛羽真と絶対自分以外を犠牲にしたくない賢人の長きに渡るいざこざがついに決着し、賢人の明るい顔が見られてとてもいい回でした。

暗黒剣が見せる未来となぜ賢人と飛羽真のどちらかが死ぬのかみたいな説明が一切ないけど、賢人の最序盤の笑顔が本当に明るい。このままあのへんな服でもよかったけどノーザンスーツに戻ってしまった賢人。

〈マスターロゴス〉

元マスターロゴス・伊沢の真意は、使命への辟易。

長い寿命を得て人智を超えた力を得たマスロゴ家の一族は人類の秩序を守るため本と剣の力を管理し続けること。

しかし、人類は本とか剣とか関係なくすぐ争うしクソ過ぎる、我が一族が人生の全てをかけて守り続ける意味が分からん。終始一生ブラック業務の上にやりがいもないとかクソ業種過ぎる。しかも誰も自分の努力を理解してくれないし、いやです。仕事辞めるわ。ついでに全てを滅ぼしすべてを作り直す。

というのがマスロゴの真意。

正直気持ちはわかる。マスロゴにも自由はあるし、耐えられない退屈は死も同然という気持ちも分かる。ただ全てを滅ぼすのはよくないと思う。

「愛する者を失った、といえば満足ですか?」なんだかバハト、或人、滅、エスを同時にボコボコにするワードだが、セイバーという「創作」をモチーフにした作品のボスからすればありがちな闇堕ち理由の一つ程度に過ぎない退屈なものなのだろうか。ゼロワンでは喪失を愛と悪意の象徴に描いたけど、セイバーはそれらの言葉そのものを語っているように見える。

〈マスターロゴスと飛羽真と倫太郎〉

飛羽真の「一緒に世界を守ってくれないか」という言葉に言葉を返さない伊沢。次回予告ではまだまだ悪を貫く伊沢だけど、なんだか改心フラグも見える。「お前の剣は軽い!」とはっきりとした信念のなさを視聴者に示された彼だけど、人間には無限の可能性があるので敵にしろ味方にしろなんか剣が重くなるような人間になるといいなと思ってる。

ブレイズ倫太郎は終始マスロゴに残酷な言葉をぶつけ続ける。これは前作ゼロワンを見ていれば分かるけど、飛羽真は伊沢のことを「わけわからん元凶」としか見れないのに対し、倫太郎は元々心酔していた相手でもあり、神代兄妹やカリバーズ等の組織関係者を狂わせた相手でもあるので殺意が高い。事実ノーザンズを狂わせた神代玲花に対しても殺意が高かったので、彼は愛が力に直結するタイプなのだろう。アークポテンシャル高そう。

〈マスターロゴスと信念〉

マスターロゴスが自分を優先するのは全然悪いことではないけど、周囲の人間がそういう人間たちではなかったんだろうなという予想。創作的な理想主義者や誇り・思想を重んじる人間たちの中に自分がいると思うとなんとなくああなるかも。